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ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや! (by UFO先生)
椿泊町は昔、阿波水軍の将であった森氏の本拠地でした。
戦国時代、森氏は初め鳴門の土佐泊を本拠地としておりましたが、
二代目村春の時阿波藩主蜂須賀家政公からこの地を拝領して以来、
明治に至るまで阿波の海上の備えとして睨みをきかせました。
藩から三千石を給されていた森氏の屋敷であった松鶴城は、
小大名並みの規模を持っていたといわれています。
現在、松鶴城跡には椿泊小学校が建っており、
正門横には松鶴城跡の石碑が残されています。
現在東西約2Kmに渡って車一台がやっと通行できる程の狭く曲がりくねった道路は、
古の戦時の対策としての知恵が今に残っているからです。
この細い道路の両側には三百余りの家々が並び、
趣向を凝らした手すりを施した家も多く独特の雰囲気を
味わいながら散策すると岬の突堤にたどり着きます。
ここは燧崎と呼ばれ、火打石の採石場跡が残っています。
先端には刈又灯台が立ち、雄大な大海原のパノラマが眼下に
広がるなど身も心もリフレッシュできそうです。
田中好子、渡辺博之らが出演した映画『奇跡の海』はこの地でロケされました。
(阿南市観光協会・きらりあなんより)
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)
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