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ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや! (by UFO先生)
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き人もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
「平家物語」は誰もが知っているこの有名な文句で始まり、平家一門の公達や武者たちが、
壇ノ浦の戦いで力尽き、あるいは源氏に生け捕られるなどし、
栄華を極めた平家の悲しい末路が描かれています。
物語中では命を絶ったとされる平家の武将たちが、落ち延びて
人里離れた山間の僻地や孤島で細々と暮らしていたといわれる
平家落人伝説の残る集落は全国各地にあります。
香美町香住区にも平家伝承の地が5ヶ所あり、中でも香住区余部の御崎地区は、
壇ノ浦の戦いで敗れた門脇宰相平中納言教盛
(かどわきさいしょうへいちゅうなごんのりもり=平教盛、平清盛の異母弟)を大将とし、
伊賀平内左衛門家長、矢引六郎右衛門らが同じ船に乗り込み、遠く壱岐、対馬方面に逃れようとしたところ、
日本海を漂流し香住の近くに流れ着き、磯づたいに御崎まで落ち延び、土着したといわれています。
当地にはそれを裏付けるかのように門脇家、矢引家が現存しここで生活されています。
(香美町HPより)
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)
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